「向島百花園」”月見の会”見聞録/2011年/9月11日

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向島百花園の「月見の会」が昨日11日から始まりました。江戸時代の百花園でも行われていたと言う、秋を迎える季節の行事です。
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季節の行事とは言え、「夕方なので空いているだろう」と思って園内に入ると結構な数の来園者にまずビックリ!
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          いつも静かな萩のトンネル前には時ならぬ人混み!
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 ・・・で、その横の藤棚の下には「お供え」が無造作に置かれています。
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・・何、この扱いは?お月さまへのお供えがこんなでいいの?・・・と思っていると、関係者の方が緊張の面持ちセッテイング・・・「あぁ、ここにお供えを置くのか」と一安心。
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「月見の会」の簡単な言われ説明の後に「ではぁ、”お供え式”を始めまぁ~す」の声がアナウンスされて・・・向島のお姐さまが3人、楚々(そそ)とした仕草でお供えを献上。(予想外にあっさりと終わってしまった)
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 「お供え」も収まるところに納まって、関係者の方にも安堵の表情が・・
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希望を言わせてもらえば、「月見の会」の言われはもう少し深く知りたかったし、「お供え式」ももう少ぉ~し時間をかけて厳か感を出してもらいたい・・って気はしますけど、例えば向島芸者のお姐さま方に一節舞ってもらうとかがあったら風情が増して素敵なのですが。


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点灯式が終わると、妙なる笛の音が・・・『供物台』の向う正面で「篠笛(しのぶえ)」の演奏が始まりました。
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園内に澄み渡った笛の音が漂います。夕方とは云え昼の暑さが残る時間帯が一気に涼やかな雰囲気に包まれます。
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萩のトンネルの前の聴衆、妙なる音に聞き入っていました。おそらく多くの方は、この日は震災から半年の節目の日でもあり、笛の音が鎮魂の唱としても心に響いたのでしょう。凛としてかつ楚々とした演奏でした。


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点灯式と篠笛演奏が終わると、園内にある絵行灯70基の点灯が始まります。縁起なのでしょう、希望者を募って順番に灯を入れて行きます。


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「お茶会」も人気のようでした。2席が用意されていて、こちらは裏千家の御茶席
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そして、こちらは表千家の御茶席です。御茶席券は百花園の入口前のテントで販売されていましたが6時30分に私が出た時にはすでに完売でした。1席¥2000なのですがお茶の愛好者の方も多く来園されていたのでしょうね。雅(みやび)です。


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6時になると売店前四阿(あずまや)で琴の演奏が、篠笛と云い、この琴の音と云い”和”の音色は秋の空気に良く合います。


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6時を過ぎたころから萩野トンネルの前に再び人だかりが・・「”お供え式”は終わったのに何なんだろう?」・・群衆の声を聴いていると、どうやら「供物台」の向うに月が上がって来るのを撮りたい!・・・という事らしい。
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風物詩ではあるのでしょうが、「供物台」の向うに点程の月を撮りこむのが関の山のような気がしますけど・・・
おじさんたちガッチリ占拠てしまって微動だにしません。「まったく、何枚か撮ったら後の人に気を使って交代するくらいの気持ちが欲しいわよネ!」叔母様族からはこんな声も上がってました。「雅」な催しなのに・・この醜態は某辞任大臣の発言位に格好が悪いことでした。

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体感的には残暑が残る中ですが、視覚的に聴覚的にひと時の雅を味わうのも良いものです。江戸時代に行われた「月見の会」には晩夏の暑さを雅という工夫で包んでしまってやり過ごすと云う工夫の意味もあったのかも知れない、そんなことを直感しました(単純?)。(「月見の会」は13日(火)まで開催されています)


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【参】このあたりの鎮守「牛島神社」のお祭りのポスターです。向島百花園に向かう道すがら目にしながら微妙に違う点を見つけて「面白いなぁ」って思ったんでrす。三丁目のポスターにはスカイツリーがモチーフになっていて、少し離れた五丁目のポスターは神社の紋所がモチーフ・・・この距離感によるアイデアの間隔の差が、自分的には面白く映りました。
考えたら神輿とスカイツリーのコラボっていうのも今年がお初ですし、今年の規模は小さいようですが・・5年に一度の大祭の年には神輿150基が揃いますから神輿とスカイツリーのコラボレーションのロケハンして置くのも良い顔知れませんし、下見もかねて見に行って来ようと思ってます!!

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