8月の「小石川植物園」【1】/8月14日/2010年

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珍花「ショクダイオオコンニャク」の開花時には最大時1日1600人の来場があってam11:00で入場打切りとなったと云う小石川植物園もこの日はすっかり以前の静寂さを取り戻して、のォ~んびりと植物観察が出来る環境に戻ってました。(ホッ!)
花も猛暑で夏枯れの時期ですがそれでも38種類を撮影出来ました。上の写真「ナツザキツツジ」もそうですが、この時期目を引いたのが北アメリカ原産の花々の多さです。猛暑の中逞しい生命力を見せつけていました。・・・今日は、この北アメリカ原産の花11種に特化してレポートします。(注;残りの27種は2回に分けて3回シリーズにして掲載します)


   花の写真は次ぎのように掲載してあります。     
      上段 ・・小さな花 携帯電話との対比で大き
                       さを推測してください。
      下段 ・・花もしくは実のクローズアップ
       品種名(園内樹木ラベルから転記) 
       科名、分布、は園内樹木ラベルから転載
       生態、名前の由来、は
        ・・・下記HPから情報を記載させていただきました。
      「四季の山野草」「季節の花300」「植物雑学辞典」



             
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              【品種名】・・キ ク イ モ               
      【学名】Helianthus tuberosus L.  
      【科名】キク科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】草地のような日当たりの良い場所にはどこにでも
           群生する。根に芋ができるのでキク芋と呼ばれる。
           戦時中は食料として栽培されたため、日本中に広
           がった。           (出典;四季の山野草)
           9~10月頃開花する。  (出典;季節の花300)
      【注】キクイモモドキやシカクヒマワリに比べてかなり背丈の
         高い花です。花は下から見上げる感じの高さに咲きま
         す。この写真も腕を誠一杯のばしてようやく取ることが
         出来ました。


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          【品種名】・・キ ク イ モ モ ド キ 
      【学名】Heliopsis helianthoides(L.)Sweet  
      【科名】キク科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】明治の中頃に渡来。別名はヒメヒマワリ。
                           (出典;四季の山野草)
           キクイモとの違いは9~10月頃開花することと、葉
           っぱがギザギザなので区別できる。
                           (出典;季節の花300)
       【注】葉のギザギザはキクイモが細かい切れ込なのに対し
          て、キクイモモドキは切れ込みが大きくなっています。              


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          【品種名】・・シ カ ク ヒ マ ワ リ 
      【学名】Tetragonotheca helianthoides L.  
      【科名】キク科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】ヒマワリ と背丈は変わらないが、花は小ぶり。また
           種のできる部分もずっと小さい。
           同じヒマワリは茎が四角形をしていることが名前の
           由来。             (出典;四季の山野草)


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          【品種名】・・ オオムラサキツユクサ                
      【学名】Tradescantia virginiana L.  
      【科名】ツユクサ科
      【分布】北アメリカ原産
      
       【適用】たくさんのつぼみがあって、6月頃から次々と咲く
           ので1日花であるとはわかりにくい。
           ムラサキツユクサ類は園芸的に改良されているの
           で、学名や和名も混乱している。
           基本種のムラサキツユクサの染色体数は2n=12。
           オオムラサキツユクサは2n=24と染色体数が倍加
           したもので、ムラサキツユクサに比べて全体に大型
           で、葉や花も大きい。
                           (出典;植物雑学事典)
      【注】開花直前の時期だったのでどんな花なのかは未確認
        ですが、『たくさんのつぼみがあって、順次咲く』と云う生
        態である事は蕾の状態からも確認出来ます。
        鮮烈な色合いの紫がのぞいていました、1日花だけに強
        烈なアピールが必要なのかもしれません。


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            【品種名】・・モ ミ ジ ア オ イ 
      【学名】Hibiscus coccineus Walt.  
      【科名】アオイ科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】開花時期は7/10頃~ 8/末頃。花はいかにも
            ”夏”っぽい鮮やかな赤。
                            (出典;季節の花300)
        【注】「実」の検証は「季節の花300」さんHPで確認。
           ほうずきの実に似て二重包装になっていて中の種子
           は大事に保護されていいます。
             

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            【品種名】・・ シロアザミゲシ               
      【学名】Argemone hispida A.Gry  
      【科名】ケシ科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】該当情報なし


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             【品種名】・・ ツキヌキニンドウ                
      【学名】Lonicera sempervirens L.  
      【科名】スイカズラ科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】ニンドウとは スイカズラ の別名で、褐色の葉にな
           りながらも冬を耐え忍んで越すことから。ツキヌキ
           の名は、葉の真ん中を突き抜けたように、花の茎が
           出ていることから
                          (出典;四季の山野草)
       【注】北アメリカの花は総じて目につきやすい原色、もしくは
          ケバケバしい色彩をしています。色と云い形と云い、ひ
          ときわ異彩を放っているのはこの花です。
          大平原の中で虫を呼ぶには自己主張が強いディスプレ
          イがないと種の維持が難しかったのでしょう。


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          【品種名】・・ナ ツ ザ キ ツ ツ ジ                
      【学名】Rhododendron prunifolium (Small) Millais  
      【科名】ツツジ科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】該当情報なし
      【注】やはり帰化植物です。日本のミヤマとかクルメに比べたら
        花のディスプレイが大仰です。
        雄蕊、雌蕊が随分と長いのも大平原で巡り合う機会の少な
        い虫とのファーストコンタクトで確実に受粉させると云う仕掛
        け・・・と云うよりも強い意志のようなものを感じます。タフに
        出来ています。


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            【品種名】・・ クサキョウチクトウ  .               
      【学名】Phlox paniculata L  
      【科名】ハナシノブ科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】開花時期は、6/15頃~10/15頃。
                           (出典;季節の花300)
           園芸品種として入ってきた。花の色は赤、ピンク
           赤紫、白とさまざまな色種がある。キョウチクトウ の
           花に似ているというので名前がつく。別名のオイラン
           ソウ(花魁草)のほうがなじみか深いかもしれない。
                            (出典;四季の山野草)


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           【品種名】・・ ヨウシュヤマゴボウ  . 
      【学名】Phytolacca americana L  
      【科名】ヤマゴボウ科
      【分布】北アメリカ原産
      
       【適用】葉や根は有毒植物に分類されており、食べたりす
           ると下痢・嘔吐・ジンマシンなどの軽度の中毒症状
           が出るが、果実は無毒であり鳥に食べられて遠隔
           地に散布して広がっていける巧みな仕掛けを持って
           いる。名前は西洋からきた種類の山牛蒡の意味か
           ら。
                            (出典;植物雑学事典)
      【注】今が実を形成する生育期のようで、花から実への成熟
        過程をここ1ヶ所で見ることが出来ます。
        枝の部分がけばけばしい朱紫色をしているので遠くから
        も目立ちます、少年時代実家の周りにこれが繁茂して良
        く伐採の仕事をさせられました。
        この赤紫の茎が大きく育つと頑健になってカマでは一向
        に歯が立たなくて、少年の私には、まるでモンスターと格
        闘しているように感じられたものです。
              


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            【品種名】・・ヤ マ モ モ ソ ウ                                                                                  【学名】Gaura lindheimeri Engellm.et A.Gr  
      【科名】アカバナ科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】夏から秋にかけて白またはピンク色の花がきれい
           に咲く。
                           (出典;季節の花300)
           強い繁殖力なので、観賞用の栽培から自生に転じ
           たものも多い。蝶の羽根を広げたような姿から別名
           はハクチョウソウ。
                           (出典;四季の山野草)
       【注】ビビッドな色の多い北アメリカ原産帰化植物の中では
          この花が最もおとなしやかな花を持っています。
          色が弱い分、数多く花を咲かせて種に維持を図ってい
          るようで一面に広がっています。


   8月の「小石川植物園」【2】のページにはコチからア
     クセス出来ます。
   8月の「小石川植物園」【3】のページにはコチラからアクセス
     出来ます。   


         参考にさせていただいたHPです  
 このブログ記事は次ぎのHPを参考にさせていただきました。 
              『四季の山野草』 
             『季節の花300』 
             『植物雑学辞典』 岡山理科大学 総合情報学部
                  生物地域システム学科 植物生態研究室(波田研究室) 
   

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