春の兆しを探して・・・「人形町」へ/2014年1月23日
寒い!寒い!・・・と、ちじこまるっているのも情けないと云うか辛気臭い感が一杯なので「春めいた気分」を探して人形町をぶらりぶらりと楽しんで来ました。目に入って来たのがこの「赤鬼」さん。迫力のある絵柄ですけど実際はこのちっちゃさ。『鬼は外!』を表現したシャレの利いた『福豆』です。何か心が和みますねェ!豆もめでたく紅白揃ってます・・・これも店主のシャレと云うかセンスを感じる組み合わせです。この渋~い店構えは「壽堂」さんです。明治17年からの京干菓子の老舗です。看板メニューは「黄金芋」、向田邦子さんのエッセイにも載っているので有名ですよネでも私が狙っていたのは『鶯餅』。和菓子の中にも格式があって「鶯餅」は”朝生もの”(その日のうちに食べないと味が落ちてしまうお菓子)と云ってグレードが低いんですよ、業界では。干菓子を作るようなお店が最も格式が高いお店になるので「壽堂」のようなお店で”朝生もの”を売るのは異例中の異例なんですよ!
・・・なので何としても欲しかったんです。Get出来て良かったァ~~。餡が命の和菓子ですからねェ~練り込まれた餡と黄粉のベストマッチはひそやかな春を感じさせるものでした。
こちらは甘酒横丁を明治座方向に少し入った所にある「亀井堂」さんの『瓦せんべい』です。人形焼きと瓦せんべいが看板の明治から130年続く老舗です。
瓦せんべいも”ふわっと感”と”サックリ感”があって懐かしい風味を思い出すことが出来ました。
懐かしさ・・・って「全ての製品が牛乳を全く使わない」という伝統製法から来ているんでしょうネ!
こちらの商品は、やはり甘酒横丁にある「彦九郎」さんの『玉饅(ぎょくまん)』で、この時期は干支の焼き印が押されたものが販売されています。天正4年に京都で創業したと云う超が2つも付くような老舗です。繊細な作りですが手に取るとズシンとした手応えがある大作です。直径は7cmもあるんですヨ!なぜ重いのか・・・?答は「餡」です、3層の餡が栗をすっぽりと包みこんでいます。普通の饅頭なら2工程で済む所を5工程も手間を掛けています。しかも繊細に・・・だからこそ十二単みたいな色模様が楽しめるわけですね!
寒さの中に「温かさ」を感じることの出来るぶらぶら歩き・・・でした。心が温まったなァ~
「節分のお菓子とパン」』【1】・・・1月25日取材
「節分の『お菓子とパン』【2】」・・・2012年2月1日取材
浅草寺「節分会」追儺(ついな)式 ・・・014年2月3日
・・・なので何としても欲しかったんです。Get出来て良かったァ~~。餡が命の和菓子ですからねェ~練り込まれた餡と黄粉のベストマッチはひそやかな春を感じさせるものでした。
こちらは甘酒横丁を明治座方向に少し入った所にある「亀井堂」さんの『瓦せんべい』です。人形焼きと瓦せんべいが看板の明治から130年続く老舗です。
瓦せんべいも”ふわっと感”と”サックリ感”があって懐かしい風味を思い出すことが出来ました。
懐かしさ・・・って「全ての製品が牛乳を全く使わない」という伝統製法から来ているんでしょうネ!
こちらの商品は、やはり甘酒横丁にある「彦九郎」さんの『玉饅(ぎょくまん)』で、この時期は干支の焼き印が押されたものが販売されています。天正4年に京都で創業したと云う超が2つも付くような老舗です。繊細な作りですが手に取るとズシンとした手応えがある大作です。直径は7cmもあるんですヨ!なぜ重いのか・・・?答は「餡」です、3層の餡が栗をすっぽりと包みこんでいます。普通の饅頭なら2工程で済む所を5工程も手間を掛けています。しかも繊細に・・・だからこそ十二単みたいな色模様が楽しめるわけですね!





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