2014年「午年・干支のお菓子」

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年の瀬になると、見たくなるのが来たるべき新しい年を象徴する「干支のお菓子」です。上の写真は泉屋東京店>「新年限定商品・クッキー絵馬です。絵は画家の柳沼祥子さんの手によるもので、優しいタッチの絵が新しい年の門出を祝っているようなタッチで心が和みます 

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        泉屋東京店 カップイン・クッキーズ¥1,115. 
幼い頃「泉屋のクッキー」は夢の世界絵と誘ってくれるお菓子でした。バターとミルクと、あの独特の香気がヨーロッパを感じさせてくれたから・・・
今の「泉屋のクッキー」には残念ながら『あの独特の香気』はありません。大衆向けの和風のクッキーなのは残念な限りです。復古版の”クラシックタイプ・クッキー”を出して欲しいです・・・ひょっとしたら再び夢の世界へと誘ってもらえるかもしれませんから。



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             廣栄堂 元祖きびだんご¥735
お菓子に描く手段と云えば一昔前までは「焼き印」位でしたけど、今はこんなにも鮮明なプリントが出来るようになったんですね、しかも直径2.5cm位の小さな「きびだんご」に描くんですから・・・驚きです。


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           菓匠・花見 正月和菓子・午
老舗のお店でも既成の商品に「焼印」を押したり 木型で固めて成形する手法が多いのですが菓匠・花見さんでは一貫して職人さんの手が創造する練りきりの菓子です。
色と云い形と云い華麗な造形力には毎年、毎年、驚きつつ楽しむような感じです。今年は一際芸が細かくって「午(うま)」が好物のにんじんをくわえた姿をチャーミングに描いています。




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       源吉兆庵 絵馬福招来干支菓子・午¥840/4ヶ
    こちらは伝統の「木型」で押したお抹茶の風味の干支菓子です。


                               

成形するのに合う絵柄と合わない絵柄があるようで、「兎年」が一番多くのデザインが流通していました。「辰」~「巳」はキャラクターがどちらかと云えば「怖い」タイプなので形にするのは難しいのは判ります、今年は期待していたんですけど・・外れましたねェ。
和菓子職人と云えば”丁稚奉公”から始まっての”たたき上げ”と云う存在だったのですが、それもせいぜい団塊の世代までのこと、今の世代の中にはそうしたキャリアを踏んできた職人さんはいないのでしょう。・・・・年々寂しくなって行きます。団塊の世代の引退と同時に和菓子職人の技能も消えてしまったのかも知れません。




         ≪関連ページのご案内≫
 『銀座でみつけた「干支の菓子」』  ・・・2010年取材
 『新宿でみつけた「干支のお菓子」』  ・・・2010年取材
 『日本橋で見つけた「干支菓子の心」』 ・・・2010年取材
『上野うさぎや「干支のお菓子」』  ・・・2011年取材
2011年12月28日取材の「辰年・干支のお菓子」日本橋編
2012年1月2日取材「辰年・干支のお菓子」銀座編
2012年1月4日取材の「辰年・干支のお菓子」人形町編
2012年1月17取材}「辰年・干支のお菓子」根岸・竹隆庵岡埜編
2012年1月5日取材「辰年・干支のお菓子」人形長編(付録)
 『巳年・干支のお菓子』(その1) ・・・2012年12月30日取材
 2014年「午年・干支のお菓子」(2) ・・・2014年1月2日
 春の気分を探して・・・「人形町」へ ・・・2014年1月23日
        

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