パン批評「池袋 パン・リゾッタ」/12月24日/2011年

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東武百貨店にある『パン・リゾッタ』さんのクリスマス期間限定の「サンタパン」(¥210)です。
他のパン屋さんでもサンタクロースのパンはありますけど切り抜いたパーツを土台になるパンの上に置いてゆく簡単な方式で誰でも作れますけど、まァ邪道って言えば邪道です。

ところが、『パン・リゾッタ』さんでは丸いチョコレートパンの発酵段階でクープ(=切れ込み)を入れてサンタさんの顔を作ると云う手法を使っています。
眉(まゆ)と鼻と云う最低限のパーツだけは使ってますけど・・・パン職人の技術力が問われる手法を敢えてとっています。パン職人さんの”こだわり”が感じられます。
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         「サンタパン」の断面(中身=チョコレートクリーム)
「サンタパン」も試食すると、普通のチョコレートコロネの食感と味をキープしていました。このパンも形だけでなく味覚的にも楽しめるという事が検証出来ました。
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            【ベンチマーク】 「特製小倉パン」の断面
「サンタパン」も味覚的には「普通レベル」をキープしていますが、形的には発酵を中断させて加工作業をするからでしょうかベンチマーク製品の「特製小倉パン」と比較すると発酵が弱いように見えます。


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              新製品「ふくろうのフースケ」(¥210)
「サンタパン」と同じ手法を水平展開してメニューの拡大をしようと云うもののようです。
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プライスカードのイラストをイメージして成形されたんでしょうけど・・・正直言って判りません。
”現状に甘えないでチャレンジしよう!”と云う意欲は伝ってきますけど・・・チョッと無理があります。さらなる技術の開拓を!!
味はフツゥ~ウにおいしいのアンパンです。


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            「動物パンオードブル」(2人用・¥1400)
【内容】*こぐまのハンバーガー、*イチゴサンド、*タマゴサンド、*野菜サンド
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「こぐまのハンバーガー」耳の部分とパテにハンバーグが使われています。



この日は少~し意地悪くプレーンな味のパンで『パン・リゾッタ』さんの実力を検証してみることにしました。
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                「レーズンブール」(¥160)
食後感①しっとり感のあるおいしいパンです。
食後感②噛むと適度の弾力をたもちつつサクッとした良い食感を感じます。
食後感③(輪切りにしてチェック)干しブドウの配合比率は高い部類でしょう。

シンプルなだけに生地つくりの腕が出てしまう製品だと思いますが、歯ごたえからすると「生地を傷めない」と云う細心の注意を払って製造されたことが分かる製品だと思います。美味しいです。
一方で、個人的には「生地がチョッと甘いかなぁ」とは感じる部分もあります。

(注)ブール(Boule):の定義は「ボール状の小型のフランスパン」って意味ですからこのネーミングはちょっと意味合いが違います。食べた感っじからすると「ブドウ入りの丸型コッペパン」と云うのが正解かも知れません。


 『パン・リゾッタ』さんはベースとなるベーシックなパンの味、食感が整っているので動物パンも高い品質を作り出しているのだという事が理解できます!

サンタパンがたった一個だったので「形悪いなァ、でも一個しかないから仕方ないか」とトレーに取ったんですけど、丁度追加を出しに来たお姉さんがとっさの判断で「焼きたてです、こちらをどうぞ!」って取り替えてくれたり製造にかかわっている担当者の意識は高いことも確認できました。

反面、レジの方では「ちょっと?」と云う場面も・・・一緒に「小倉アンパン」と「ソフトあんドーナツ」を購入したのですが袋に入れる時に下積みにされてしまったので、ペッちゃんこになっちゃいました。
クリスマスでごった返していたからなのでしょうが、柔らかいものは一番上に乗せるような配慮は欲しいです。
そこだけが惜しまれますネ・・・成形は抜群だし味も十分なのですから!

次は、さらにベーシックな食パンにチャレンジして見ようかなァ~~


12月11日取材の「形も味もGood!パン・リゾッタの動物パン」のページもご覧ください。

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