足利フラワーパーク「きばな藤のトンネル」/5月14日/2011年

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栃木県足利市にある藤の名所「足利フラワーパーク」で咲き始めた『キバナフジ』のトンネル風景です。”フジ”とは言われますが実はフジ属ではなく別種なのだそうです。園内の樹名ラベルにはこんな風に記載されていました。
      【学名】Laburnum anagyroides  
      【科名】マメ科、ラブルヌム属
      【別名】キングサリ
      【原産地】ヨーロッパ中南部
      【適用】金色の鎖のような花が咲くことからキングサリとも
            呼ばれています。
            フジ属とは別でエニシダ属に近い植物です。
            ヨーロッパではかなりポピュラーな春の花木ですが
            高温多湿に弱いので西日の当らない涼しい場所で
            育てます。
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開花状況にはばらつきがあって”トンネル”を形成しているのは少しで、多くはこうした高い池垣状態になっていました。
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トンネルからは隣りにある「八重黒龍藤(ヤエコクリュウフジ)」が垣間見えて黄色と紫の対比が面白い風景になっていて楽しめます。
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こうして見るとどこから見ても「フジの花」に見えますが実はかなり小ぶりな花です。こんな感じです。
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混雑するのが嫌だったのでJRと東武を乗り継いで7時30にフラワーパークに入りました。ただこの時間だとシャトルバスが無い時間(バスは9:90~)だったので、タクシーでフラワーパークに向かったんです。その車中で運転手さんから色々と面白い話を聞かせてもらいました。
【その-1】そもそもは早川さんと云う個人の方が家に庭園や池を造りフジの大樹を育成していた。あまりのも見事なので近隣の人が見に来るようになり個人の庭を無料で開放していた。
【その-2】当時は足利市駅の南西1km位の所に早川氏の家があった。ここを観光農園にして公開を始めたが車社会が進むに従って路上駐車の問題が出始めて移転することになった。
【その-3】1996年現在地(湿地帯で空き地になっていたらしい)を格安で入手。フジを移植することになったが道幅も架線にかかることもあって県~国と手をまわして自衛隊のヘリコプターで釣り上げて空輸して移植した。(注;園内の説明ではトレーラーになっていますが・・)


           【八重黒龍藤】(ヤエコクリュウフジ)
               ≪栃木県指定天然植物≫
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この時期ギリでピークの開花だったのはこの種類です。花枯れも少なくまだまだ見応えがありました。
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色が鮮明なだけに池に映った姿もなかなかにイケてる感じで美しかったです。周囲の花とのコラボも楽しめましたが、こんな感じです。↓↓
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                ルーピンとのツーショット
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               ムルチコーレとのツーショット


             【 シロフジのトンネル 】
              ≪栃木県指定天然植物≫
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こうして写真に撮りこむと絵になるんですけど、マジマジと見るとピークを過ぎているのがアリアリで、花枯れがかなり目に付く状態です。(残念) ↓↓ 
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             【 ノダナガフジ 】
            ≪栃木県指定天然植物≫
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栃木県指定天然植物に指定された「ノダナガフジ(野田9尺藤)」の大樹がNo1(上)とNo2(下)の2本が隣りあって植えられています。樹齢は共に140年ですが開花具合はかなり違います。No2の方がかなり密度高く花を付けていました。
(写真上)ノダナガフジNo1;①枝の広がり=36.3M×33.4m、②幹周り=4.05m、③花房(最長)=1.8m
(写真下)ノダナガフジNo2;①枝の広がり=35.8M×37.1m、②幹周り=5.15m、③花房(最長)=1.8m
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こちらもシロフジと同様に連休でピークを迎えていますから花枯れが目立ちます。


             【オオナガフジ】
            ≪栃木県指定天然植物≫
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・・・タクシーの運転手さんからは「足利にはフラワーパークとココ・ワインと云う2つの宝がある」
とう話も聞きました。『ココ・ワイン』は特殊学級の児童達の教育を行う”こころみ学園”のが自家農場で作ったブドウから醸造したワインなのだそうです。ソムリエの田崎真也(国際ソムリエ協会会長)さんがココ・ワインをテイスティングして「日本にもこんなに優れたワインがあったのか!」と驚嘆したのがきっかけで、洞爺湖サミットで使われたりしたんだそうです。古い物ばかりが足利の魅力では無いって・・ことですネ。
藤の花もさることながら現地情報もGET出来て、今回の訪問は楽しかったですヨ。(笑。Goo!) 

・・・タクシーの運転手さんからは藤のBest観察日についても情報をもらいました。藤は連休中が見頃、・・・ですが5日の子供の日までは大賑わいで芋を洗うような混雑になてしまううそうです(当然ですよネ)。ところが6日になるとパッたりと客足が引くのだそうです。「観光客も疲れるから家に帰って休養するんだろうネ?」って運転手さんは言ってましたが、ともかく花はバリバリの見頃で結構空いているこの時期がベストなのだそうです。(良い情報でしょ?来年覚えていたらトライして見て下さい)

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