芽吹き始めた”春”「向島百花園」【1】/3月18日/2011年

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この写真は向島百花園の「つくし」と「あまな」の群生風景です。~~辰巳公園が地震の余波を受けている事が判って、気になったのは向島百花園の状況です。隅田川沿いにある公園ですから、ひょっとしたらここも被害を受けているのではないか・・・そんな心配がありました。調べてみると、向島百花園のある辺りは江戸時代には寺島と云う島であったようで埋立地ではなく、意外に地盤がしっかりしていたと云うことのようでした。結果として、御覧のように小さな春が始まっていて安心しました。
まだまだ、枯れ木や枯れ葉が目立つ園内ですが注意深く探して行くと、見た目とは違ってかなり多くの春の花に出会うことが出来ました。見つけた花は27種類もありました。久しぶり2部構成でレポートしますのでご覧ください。(注;写真は全部クリックすると大きく出来ます・・・少々重くなっていますがご了承ください)


   花の情報は次のように掲載してあります。     
       品種名、学名、科名、分布、(園内樹木ラベルから載) 
       生態、名前の由来、等は
        ・・・下記HPから情報を記載させていただきました。
           『四季の山野草』  
          『季節の花300』  
          『植物雑学辞典』 岡山理科大学 総合情報学部
               生物地域システム学科 植物生態研究室(波田研究室) 


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          【品種名】・・ つ  く  し                
      【学名】Equisetum arvense  
      【科名】トクサ科
      【適用】つくしは杉菜(すぎな)の胞子茎(ほうしけい)を表す
          言葉
                           (出典;季節の花300
 

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              【品種名】・・ あ  ま  な                
      【学名】Amana edulis  
      【科名】ユリ科
      【適用】①花期は3~4月
            ②2~3個の苞葉をつけた花茎を伸ばし、白色の花を
             ただ一輪だけ咲かせる。  (出典;植物雑学事典


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              【品種名】・・ か た く り                
      【学名】Erythronium japonicum  
      【科名】ユリ科
      【適用】①早春に可憐な花を咲かせ夏は夏眠しするため春の
              一時期しか姿を現さない。
            ②球根からは片栗粉が作られる。
                             (出典;植物雑学事典


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              【品種名】・・じょうじょうばかま               
      【学名】Heloniopsis orientalis  
      【科名】ユリ科
      【適用】①春、山野のやや湿ったところに咲く。
            ②多くはピンク色の可憐な花を咲かせる。白色種
             もある。         (出典;季節の花300) 
     まだつぼみが開きかけようか?・・・と云ったタイミングです。
       もう少しすると、小さな球形の花を開くらしいです。


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              【品種名】・・ おきなぐさ                   【学名】Pulsatilla cernua  
      【科名】キンボウゲ科
      【適用】①古くから日本の野山に自生。最近は保護が必要な
             ほど自生は少ない。
            ②種子のまわりにできる白い毛を翁(おきな)の頭に見
             立てた名前。        (出典;四季の山野草
     ビロードのような花弁を持つノーブルな印象の花で、オキナと
      言うネーミングは少し可愛そう・・・小さな花ですから舞踏会の
      貴婦人がかぶる帽子をイメージした、みたいな名前の方が似
      合うのでは・・と思ったりしてしまいます。       


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          【品種名】・・ すはまそう (ゆきわりそう)               
      【学名】Hepatica nobilis var. japonica  
      【科名】キンポウゲ科
      【適用】①本州・四国に分布する
            ②太平洋側では白色の花を咲かせる、日本海側のも              
             のは紅色から紫色を帯びるものが混ざる。
                             (出典;植物雑学事典


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              【品種名】・・ひめりゅうきんか               
      【学名】Caltha palustris var. membranacea  
      【科名】キンポウゲ科
      【適用】①春から夏にかけて咲く
            ②沼地や湿地に群生する
                           (出典;季節の花300) 


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              【品種名】・・うぐいすかぐら               
      【学名】Lonicera gracilipes var. glabra  
      【科名】スイカズラ科
      【適用】①本州から九州の主に太平洋側に分布
            ②全体無毛であることが特徴。
            ③早春から春にかけて開花し、淡紅色の花を咲か
             せる。            (出典;植物雑学帳


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          【品種名】・・みやまうぐいすかぐら               
      【学名】Lonicera gracilipes var. glandulosa  
      【科名】スイカズラ科
      【適用】①日本海側に多い
            ②葉の縁と脈上及び若枝や葉柄にも毛が多いのが
             特徴。毛も目立たない物もある。
            ③4月から5月にかけて紅色の花を咲かせる。
                            (出典;植物雑学事典
     繊毛があるのが特徴と云う事なのですが、肉眼では存在を
       確認するのは難しいですネ。写真を拡大してみて「ヒョっとし
       たら、これかな?」と判る程度です。
       アマチュアには「うぐいすかぐら」との識別は出来ないようです 


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              【品種名】・・じんちょうげ               
      【学名】Daphne odora  
      【科名】ジンチョウゲ科
      【適用】①中国原産、日本には室町時代に渡来した。
            ②春によい香りのある花を開く。
            ③花弁の外側が紫色のものをジンチョウゲ、白花の
             ものをシロバナジンチョウゲという。
                            (出典;植物雑学事典) 


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              【品種名】・・み つ ま た               
      【学名】Edgeworthia chrysantha  
      【科名】ジンチョウゲ科
      【適用】①中国原産で、室町時代に渡来。
            ②冬に葉の落ちた枝を蒸し、皮をはがしたものが紙
             の原料となる
            ③枝が3つに分かれているのが名前の由来
                           (出典;四季の山野草)  


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              【品種名】・・おとめつばき               
      【学名】Camellia japonica var decumbens cv. Otometsubaki  
      【科名】ツバキ科
      【適用】①遅咲きの椿。開花時期は3/20頃~ 5/10頃。
            ② 大柄で、花びらがいっぱいあるのが特徴
                            (出典;季節の花300) 


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              【品種名】・・わびすけ(太郎冠者)               
      【学名】Camellia wabisuke  
      【科名】ツバキ科
      【適用】ツバキ と チャ の雑種
                          (出典;四季の山野草) 


 芽吹き始めた”春”向島百花園【2】」のページにも春模様を掲載してあります。こちらにもお立ち寄りください。


・・・「お気楽散歩」のページに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
花は一定の温度が累積すると開花すると云う生態を持ていて開花させ種の保存をスタートさせます。人間の生活も同じような物だと思います。被災された方々も「明日への希望」と云う体内温度が次第次第に蓄積して来れば復興をスタートさせることが出来るのではないでしょうか? 今はやがて訪れる「明日への希望」と云う体内温度が一杯になる日に向けて体力を回復していただきたいと願っています。

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この記事へのコメント

ラズベリー
2011年03月21日 12:44
都会にも、こんな素敵な場所があるのですね。
私が知っているのは、つくしとカタクリくらいでしたので、初めて知る植物に驚き感心しながら、綺麗な画像を楽しませていただきました。

お写真は、つり小屋おやじさんの奥さまが撮られているのですね。
画像が優しい感じで、すごく好みです。
私は、自分が育てるのは苦手ですが、お花、特に野の花を見るのが大好きです。
とても心が和みました。

続きを楽しみにしています。
2011年03月21日 17:08
ラズベリーさん、お越しいただいてありがとうございます。私達夫婦のブログは婦唱夫随がコンセプトです。云わば私はADみたいなものですが、それも良しで楽しんでいます。向島百花園は整備された公園では無いので掲載した写真は決して真実を伝える物ではなくって、だまし絵みたいな所があるかも知れません。家内がこの部分をこの角度で見ると「キレイ」と感じた。(この部分については真実ですから)小宇宙とでも思って見ていただいた方が良いです

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