早咲きの梅が開花・亀戸天神/2月2日/2011年

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亀戸天神の鳥居前にある早咲きの紅梅です。ところで亀戸天神と云うのは福岡は大宰府にある菅原道真公由来の飛び梅の木から作った天神像を祀ったことに縁起が有ります。それなのに有名なのは「藤の花」・・・菅原道真公は藤原一門の反感を買って大宰府に流されたはずです。藤原一族にちなむ藤の花が植えられているのか不思議だったのです。・・・疑問を解明する手掛かりでもあればとでかけてみたのですが?       

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          【太鼓橋から本殿方向の開花状況】
弁天堂辺りの白梅2株が早咲きで見頃になっていますが、他の花はまだまだで枯れ木も山のにぎわい風の景観です。

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           【弁天堂前から鳥居方向を眺望】
やはり、景観的にはこの参道沿いがメインです。何故、菅原道真公に因んだ梅が境内の両端に置かれているのか?何故、参道には藤に遠慮がちに数本しか配置されていないのか?・・・不思議です。

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             【御嶽山神社からの眺望】
境内奥はまだまだ蕾状態です。この辺りが開花し始めるとスカイツリーとのコラボ風景が収められて、見栄えがするかも知れません。


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               【新苑の梅・説明板】
「(前略)当社の梅は藤の花と共に創建当初より名高く(中略)東西参道沿いに全体で50種類約300本の色々な梅が(後略)」・・・と記載されています。これによれば運と藤は同時進行している事になります。
【亀戸天神のHPから】
①神社の縁起

『正保三年(1646)九州太宰府天満宮の神官でありました菅原大鳥居信祐公(道真公の末裔・亀戸天神社初代別当)は神のお告げにより、公ゆかりの飛び梅の枝で天神像を刻み、(中略)そして江戸の本所亀戸村にたどり着かれ、村に元々ありました天神 の小さなほこらにご神像をお祀りいたしました。』
②藤の花の由来 
「・・江戸時代、亀戸は湿地で初代宮司が水を好む藤を社前に植えられ江戸の名所として五代将軍綱吉公、八代吉宗公が訪れた記録もあり、多くの浮世絵などの題材にも取り入れられています。」

吉宗の時代、倹約令で財政の立て直しをする一方、庶民の厭世気分を避けて労働意欲を高める政策として江戸の各地に名所を作っています(飛鳥山の桜等)。そうした庶民統治政策の一つとしては華々しい色合いと造形の「藤」がこの下町に選ばれたのでしょう。お上が用意した土地ですから神社も反論はできなかったんでしょう。
梅についての記録はありませんが、少なくとも藤の花は寛文二年(1662)に現在地に社殿を移した後と云うことになります。一方、梅の花は菅原道真公に因む花なので天正年間から在ったであろうと云う事は想定できます。(判ったような判らないような・・・でも、多少はスッキリしたことにでもしましょうか?)

           【 2月9日追補 】    
(「天神様なのに売りの第一が藤の花なのは何故?」についての追加説明です)・・・亀戸天神が現在地に移ってから下ること、およそ50年の享保年間(8代将軍吉宗の頃)に近隣に強力なライバルが現れます。『梅屋敷』と云い300本余りの梅を植栽した梅園で、中でも「臥竜梅(がりゅうばい)」は地に潜ったりする枝ぶりで名をはせています(俗説ですが臥竜梅は吉宗が命名したとも云われています)。歌川広重が浮世絵にとどめた臥竜梅は後世ゴッホが模写したことでも有名になりました。
吉宗の時代庶民の行楽の場所を江戸の各地に作っていますので、そうした中で各地で人気の花の名所をリサーチしたのでしょう(多分)・・・で、更にそれを特徴つけして差別化をするよう指示を出したのでは・・・と推測しています。
たまたま亀戸天神の地質は藤に会う特性があったのでそれを強化した、それは近隣にある梅屋敷との差別化にもなった訳ですから、当然の策であったのでしょう。実際、亀戸天神の藤は広重の浮世絵にもされていますのでそのその選択(営業的な)が正しかったことが判ります。名よりも実を取ったのでしょう。



                【早咲きの梅風景】 
看板には300種とありましたが、HPに記載された約200本(紅梅 50本 白梅 150本)と云うのが正しいようです。2月2日時点では、早咲き種では紅梅の比率が高いようです。
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                 【 月   影  】

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              (クリックすると画像が拡大します。
                【 呉服枝垂 】    

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                 【 青軸冬至 】

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                 【 黒  雲 】

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                 【 白 加 賀 】
 
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                 【 東  雲 】

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              (クリックすると画像が拡大します。
                 【 八重唐梅 】

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                 【 楠  玉 】

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                 【 鈴鹿の関 】

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                 【 未 開 紅 】

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             【蘇芳梅(手前)藤牡丹枝垂】

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                 【 ロウバイ 】


・・・初心者マークのページに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ひねくれた精神を持つ私は「梅より、藤を大切にするって・・・おかしいんじゃない?、だから梅もこんなに貧弱なんダ!」って書きたかったんですけど、写真にすると結構美し気に収まってしまうんですネ。肉眼で見た感じとは大分違うんです・・・カメラのマイコンの画像調整能力の勢なんでしょうネ。写真は一点にフォーカスしてそれ以外の風景は省いてしまいますから、意図する意図しないにかかわらず"写真は目をダマス”って一面があります。見た目より30%位は割り引いイメージしてみて下さい。
絵的には太鼓橋とか、鳥居とのアングルが欲しいんですけど、梅の木も多くは境内の外周に配置されていて、藤の花よりも散在が軽んじられている感は否めませんけど・・・

このデジカメ、私のイマジネーションを超えた絵になるように頑張ってくれるんですけど、最近スイッチをONにしても15分位フリーズ状態で稼働しないんですヨ、ホカロンで温めてからでないとダメって理解不能・・・悩ましいんです。F社製のNS10なんですけどMADE IN INDNESIA ・・・でコスト下げてるからなんでしょうネ、物作りNIPPONの伝統は死んでしまったんでしょうか?残念です。(次は技術のすそ野が広いCANONかNIKONにしたい・・と真剣に考えてます)

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