銀座で見つけた「干支のお菓子」/12月28日/2010年
”年の瀬”が迫って来ると気になるのが来年の干支、干支にかこつけて来年が良い年であるようにと願うのは誰もが同じではないでしょうか?来年の干支は「ウサギ」・・・古来から『白色』は吉兆を表すとかで、更に「ウサギは跳ねる=飛躍に繋がる」と・・・良いことが稔りそうな予感を実感したいのは私だけ?~~で銀座のデパート3店を巡って縁起の良い兎をモチーフにしたお菓子があるか探してみました。
TOPの写真は鶴屋吉信で出している「兎の福」と云う羊羹です。元旦の初日の出のイメージなんでしょう・・・暁の紅色の中に浮き上がる兎のシルエットを綺麗に描き出しています。初春の穏やかな始まりをイメージさせてくれます。
『新宿でみつけた「干支のお菓子」』 のページにもお立ち寄り下さい。10品目の干支のお菓子を紹介しています。
『日本橋で見つけた「干支菓子の心」』のページにもお立ち寄り下さい。三越本店「たねや」さんの記事を掲載しています。
『上野うさぎや「干支のお菓子」』 の正月風景にもお立ち寄りください。
『巳年・干支のお菓子』(その1) ・・・2012年12月30日取材
2014年「午年・干支のお菓子」(2) ・・・2014年1月2日
銀座・三越 
【鶴屋吉信 兎の福】¥2625/1棹
兎の絵柄は洋館を切ると見えるようになっています。他の1店にも兎の羊羹はありましたが表面に絵柄が書かれた物なのでカットすると縁起が切り刻まれてしまうように感じます、羊羹をお出ししたどなたにも均等に良い縁起が配られる・・と云う配慮でしょう。鶴屋吉信さん気配りが行き届いているなァと感じました。
【鶴屋吉信 うさぎ福】¥1050(8ヶ入)
【鶴屋吉信 宝うさぎ】¥630(6枚入)
【花園饅頭 雪うさぎ】¥180/1個
「雪うさぎ」は看板商品「花園饅頭」のバージョン違いのようで味は多分一緒だろうと思います。安心して食べられる、お饅頭の王道って感じです。
【花園饅頭 うさぎ山】(カステラ/カスタード餡)¥120/1個
新商品見たいです。一種の人形焼きのようなお菓子でしょう。カスタードの餡ってところがこだわりのようです。
銀座・松屋 
【日本橋三はし堂 アンゴラうさぎ】¥250/2個set
三はら堂HPから「中は黄味餡、道明寺で包み氷餅をまぶしております」・・・季節ごとに出す和菓子の1月のラインナップメニューの一つです。通常は予約商品ですがこの時期には運の良いことに店頭で即売されています。
【鼓月 兎の春】¥1365(16枚入)
鼓月のHPから「新年の飛躍繁栄を「開運の跳兎」に託し、生姜・和三盆糖二趣の麩焼煎餅に、ウサギの焼印を印しました。」・・・お店の人に聞いたら「お麩を焼き上げたお菓子」と云うことで、いかにも京都らしい『はんなり』感を生かした上品なお菓子でした。
【鼓月 春献上】¥840(5枚入)
鼓月さんのプライドに傷が付くようなら「ゴメンナサイ」ですが、下々の触覚では限られた経験則で考えるしかないので・・・同じ京都の満月さんが出す「阿闍梨餅」風に近いと云えば判りやすいかも知れません。
【清月堂本店】(品名不詳)¥100/1個
ミニどら焼きです。バラ売り2個だけ買って袋までいただいちゃいました。お手数掛けてゴメンナサイ!!優しいお姉さんが感じのよいお店でしたヨ。
【泉屋 絵馬】¥525/1枚
洋菓子系ではこの泉屋さんだけが対応していました。これって老舗の心意気ですよ!手間暇掛かることですし、キワ物ですからロスも覚悟しなくっちゃいけないし。
泉屋HPにはこう記されています・・・”創業者である泉伊助・園子夫妻が「泉屋」の看板を掲げ「日本で初めてのクッキー」を京都で売り出したのは1927年のこと。 園子夫人がアメリカ人宣教師夫人にクッキーの作り方を教わったのがきっかけでした。泉夫婦は、当初どんなにクッキーの評判が高まっても、家庭で愛情をこめて作るホームメイドクッキーであることにこだわりました。”・・・リスクを超えて喜びを提供したいと云うハートは連綿と息付いている、と云うことがこうしたことから見て取ることが出来ます。この生きざまがプロの心意気ってものでしょう!!
実はもっと多くの種類があるだろうと・・・と予想していたのですが、ある事はあっても通常商品にパッケージだけを変えた物がほとんどでした,小手先のメクラマシでしかないんですよネ。何と安易な!!効率性だけを考え、収益性だけを目指している企業に魅力は感じませんねェ・・絶対に!!特に洋菓子系と手造りパンのお店って何の工夫も無くってプロの心意気を感じません。職人がサラリーマン化したらダメっすよ、魅力ないですヨォ~!これって、愛妻が作ったパンのウサギですけどアマチュアでもこの位は考えるんですけどねェ(私ならこんなパンが年末に並んでいたら買っちゃいますヨ)。プロならば顧客を喜ばすのが使命、エンタテイメント心を見せて下さいな!・・・干支一つからも企業の姿勢がうかがえる年の瀬の風景です。
TOPの写真は鶴屋吉信で出している「兎の福」と云う羊羹です。元旦の初日の出のイメージなんでしょう・・・暁の紅色の中に浮き上がる兎のシルエットを綺麗に描き出しています。初春の穏やかな始まりをイメージさせてくれます。


『上野うさぎや「干支のお菓子」』 の正月風景にもお立ち寄りください。





兎の絵柄は洋館を切ると見えるようになっています。他の1店にも兎の羊羹はありましたが表面に絵柄が書かれた物なのでカットすると縁起が切り刻まれてしまうように感じます、羊羹をお出ししたどなたにも均等に良い縁起が配られる・・と云う配慮でしょう。鶴屋吉信さん気配りが行き届いているなァと感じました。



「雪うさぎ」は看板商品「花園饅頭」のバージョン違いのようで味は多分一緒だろうと思います。安心して食べられる、お饅頭の王道って感じです。

新商品見たいです。一種の人形焼きのようなお菓子でしょう。カスタードの餡ってところがこだわりのようです。



三はら堂HPから「中は黄味餡、道明寺で包み氷餅をまぶしております」・・・季節ごとに出す和菓子の1月のラインナップメニューの一つです。通常は予約商品ですがこの時期には運の良いことに店頭で即売されています。

鼓月のHPから「新年の飛躍繁栄を「開運の跳兎」に託し、生姜・和三盆糖二趣の麩焼煎餅に、ウサギの焼印を印しました。」・・・お店の人に聞いたら「お麩を焼き上げたお菓子」と云うことで、いかにも京都らしい『はんなり』感を生かした上品なお菓子でした。

鼓月さんのプライドに傷が付くようなら「ゴメンナサイ」ですが、下々の触覚では限られた経験則で考えるしかないので・・・同じ京都の満月さんが出す「阿闍梨餅」風に近いと云えば判りやすいかも知れません。

ミニどら焼きです。バラ売り2個だけ買って袋までいただいちゃいました。お手数掛けてゴメンナサイ!!優しいお姉さんが感じのよいお店でしたヨ。

洋菓子系ではこの泉屋さんだけが対応していました。これって老舗の心意気ですよ!手間暇掛かることですし、キワ物ですからロスも覚悟しなくっちゃいけないし。
泉屋HPにはこう記されています・・・”創業者である泉伊助・園子夫妻が「泉屋」の看板を掲げ「日本で初めてのクッキー」を京都で売り出したのは1927年のこと。 園子夫人がアメリカ人宣教師夫人にクッキーの作り方を教わったのがきっかけでした。泉夫婦は、当初どんなにクッキーの評判が高まっても、家庭で愛情をこめて作るホームメイドクッキーであることにこだわりました。”・・・リスクを超えて喜びを提供したいと云うハートは連綿と息付いている、と云うことがこうしたことから見て取ることが出来ます。この生きざまがプロの心意気ってものでしょう!!

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うさぎパンに感動