11月の「小石川植物園」高さ5mの巨大ダリア/11月12日/2010年

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高さ5mでもれっきとした”草”の『コダチダリア』(木立ダリア)です。この花を始めこの時期の小石川植物園には「キク科」植物が多く開花しています。今日は13種類の菊の花を中心にレポートします。


   花の写真は次ぎのように掲載してあります。     
      上段 ・・小さな花 携帯電話との対比で大き
                       さを推測してください。
      下段 ・・花もしくは実のクローズアップ
       品種名(園内樹木ラベルから転記) 
       科名、分布、は園内樹木ラベルから転載
       生態、名前の由来、は
        ・・・下記HPから情報を記載させていただきました。
           『四季の山野草』  
          『季節の花300』  
          『植物雑学辞典』 岡山理科大学 総合情報学部
               生物地域システム学科 植物生態研究室(波田研究室) 


               キク科の花・13種              
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              (クリックすると画像が拡大します。
              【品種名】・・コダチダリア               
      【学名】Dahlia imperiaris Roezl.ex Ortg.  
      【科名】キク科
      【分布】メキシコ~コロンビア
      【適用】花の直径は10cm前後。11月中ごろから12月中ごろ
           に50~100個の花を咲かせる。
           この時期まで花を咲かせないのは日照時間が短くな
           らないと花芽を形成しない短日植物であるから。
           コダチダリアの生育地は、日照条件が季節によって
           大きく変化するとともに、温暖な場所であることにな
           る。かっては寒さで栽培も難しかったが最近の温暖
           化で多くの公園でも見られるようになっている。
                           (出典;植物雑学事典
      この進化の仕方は何の為なんでしょうか?この巨大さに較べ
       て、茎は5~6cmありますが、草丈が1.5mを越すと風で倒れ
       やすいと云うことです。自然界で自立していることは考えにく
       いので・・・何故この高さを出すように進化したのか判りにくい
       です?
       倒れることを織り込んでいて一世代5mずつ種の領域拡大を 
       して行く戦略なのでしょうか?
       水や日当り、生育可能な土と・・確保しながら堅実に種の保
       存は出来ますが・・こんな”まどろっこい方法”を採るって進化
       の過程でどんな必然性があったんでしょう?不思議が一杯!
       
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              【品種名】・・イ ソ ギ ク               
      【学名】Chrysanthemum pacificum Nakai  
      【科名】キク科
      【分布】日本(千葉県~静岡県太平洋岸)
      【適用】海岸の崖地に生育する多年草。崖に生育する場合に
           は株状となるが、平坦地では地下茎によって広り、カー
           ペット状に生育する。花は10月の末から11月にかけて
           咲く。              (出典;植物雑学事典

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              【品種名】・・イ ワ ギ ク               
      【学名】Chrysanthemum zawadskii Herbich  
      【科名】キク科
      【分布】日本(北~九).東アジア.シベリア.ヨーロッパ
      【適用】名前のように海岸から低山にかけての岩場、主に石灰
           岩地に生育する。キクの仲間では最も広い分布を持つ。
                             (出典;四季の山野草) 

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              【品種名】・・オオシマノジギク               
      【学名】Chrysanthemum crassum (Kitam.) Kitam.  
      【科名】キク科
      【分布】日本(屋久島,奄美諸島)
      【適用】ノジギクの変種といわれ、奄美大島のある奄美諸島
           屋久島の海岸に生育する。 (出典;四季の山野草) 

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              【品種名】・・オッタチカンギク               
      【学名】Chrysanthemum indicum L.var. maruyamanum Ki.am  
      【科名】キク科
      【分布】日本(島根県)
      【適用】紅葉の名所の島根県立久恵峡のある、乙立地区で
           発見されたことからの名前。 
                            (出典;四季の山野草
  
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              【品種名】・・カントウヨメナ               
      【学名】Kalimeris pseudoyomena kitam.  
      【科名】キク科
      【分布】日本(本州)
      【適用】ヨメナは関西に、このカントウヨメナ は関東に育つとい
           うのが通説。花の色はヨメナは薄い紫、カントウヨメナは
           白というのが一般的な見分け方だそうだが薄紫も存在
           する。               (出典;四季の山野草

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              【品種名】・・コ ン ギ ク               
      【学名】Aster ageratoides ssp. avalus Turcz.  
      【科名】キク科
      【分布】園芸品種
      【適用】ノコンギク の栽培種。ノコンギクより色が濃く、花びら
           の数もずっと多いというのが一般的な区別
                            (出典;四季の山野草) 

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              【品種名】・・ シ オ ン                
      【学名】Aster tataricus L.  
      【科名】キク科
      【分布】日本(中国,九),中国,朝鮮,モンゴル,シベリア
      【適用】中国北東部から朝鮮半島を経由して中国地方や九州
           に分布する満鮮要素と呼ばれる種は結構あるので、そ
           のような分布の種である。晩夏に1.5m以上にもなる花茎
           を形成し、頂に多数の淡紫色の花を多数咲かせる。
                               (出典;植物雑学事典)  

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              【品種名】・・ツ ワ ブ キ               
      【学名】Farfugium japonicum (L.) Kitam.  
      【科名】キク科
      【分布】日本(本~琉).朝鮮南部.台湾.中国
      【適用】開花時期は、10/15頃~11/ 末頃。葉は蕗(ふき)
            に似ている。
            名前は”つや”のある葉から、”つやぶき“それが変化
            して「つわぶき」になった。  (出典;季節の花300) 
 
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              【品種名】・・ナカガワノギク               
      【学名】Chrysanthemum yoshinaganthum yoshinaganthum
             Makino ex Kitam.  
      【科名】キク科
      【分布】日本(徳島県)
      【適用】徳島県の那賀川流域だけに生育する固有種。
                            (出典;四季の山野草)  

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              【品種名】・・ニジガハマギク               
      【学名】Dendranthema x cuneifolium Kitam.  
      【科名】キク科
      【分布】日本(徳島県)
      【適用】四国にだけに生育する固有種で、徳島県鷲敷町に
           ちなんだ名前が付いている。白い花から薄いピンク
           に変わる。 ナカガワノギク と シマカンギクが交雑し
           たのがこのワジキギク。   (出典;四季の山野草) 

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              【品種名】・・ハ マ ギ ク               
      【学名】Chrysanthemum nipponicum(Franch.ex Makim.)
           Matsum.  
      【科名】キク科
      【分布】日本(本州)
      【適用】日本原産。開花時期は10/10頃~11/25頃。
           葉っぱが段々になっているのが特徴。その先端にマー
           ガレットに似た白花を咲かせる。野生の菊の中では大
           きい。              (出典;季節の花300)  




             キク科以外の花・2種 
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          【品種名】・・ローズデール(ピラカンサス)               
      【学名】Pyracantha cv. Rose Dale  
      【科名】バラ科
      【分布】栽培
      【適用】トキワサンザシ には多くの園芸品種があるが、これも
           その一つで、赤い実の色が濃く、実の数が多い。
                            (出典;四季の山野草)  
      温室の南側、一般の立ち入り禁止エリアの際にひっそりと
       佇んでいる木ですが、この時期はたわわな赤い実が嫌でも
       注目を集めています。
       実はタチバナモドキの系譜なのでしょうか、オレンジ色を含
       んだ赤になってるみたいです。


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              【品種名】・・モ ッ コ ク               
      【学名】Ternstroemia gymnanthera Sprague  
      【科名】ツバキ科
      【分布】日本(関東以西~琉).中国.朝鮮.東南アジア
      【適用】高さ15mになる常緑の中高木。果は直径1~1.5cm
           で秋に赤く熟し、裂開して赤い種子がのぞく。
                              (出典;植物雑学帳
      歩測で計測すると直径が12m位あります。大きいですヨ!       
       コダチダリアに負けない位の存在感なのですが、元バラ園の
       中央にあって大きく感じないのかあまり注目されてません。
       バランスのとれた綺麗な植え込みなんですけどネェ。
       別名アカミノキですが、この時期はもう実がはぜるタイミングな
       ので茶色に変わっていました。



               
        今回のお気に入りは「良く頑張ったゾ!」って声をかけたく
        なるような花・3種です。
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              (クリックすると画像が拡大します。
              【品種名】・・ シ オ ン                
        10月にはどの公園でも目にしてす、っかり見なれてしま
        っているキクですが、枝が倒れ掛かって来て長い花期も
        いよいよ終わりのようです。それでもこの花の勢い、この
        色・・・です。何か心打たれます。                

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              (クリックすると画像が拡大します。
              【品種名】・・シ モ ツ ケ               
        最後まで群生するシオンとは違い5房がひっそり残って
        いました。株全体の眺めは寂しげですが、そばで観察す 
        ると一房一房は実に健気なのが判ります。
      
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              【品種名】・・ ノリウツギ                
        武道で云う「残心」みたいに見えてしまいます。過ぎ来し
        方を振り返っているような感があります。      

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