9月の「小石川植物園」【2】花/9月11日/2010年

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今が盛りの「ナンテンハギ」の花です。このページでは【1】に続いて小石川植物園で咲く花、残り10種類をレポートします。



   花の写真は次ぎのように掲載してあります。     
      上段 ・・小さな花 携帯電話との対比で大き
                       さを推測してください。
      下段 ・・花もしくは実のクローズアップ
       品種名(園内樹木ラベルから転記) 
       科名、分布、は園内樹木ラベルから転載
       生態、名前の由来、は
        ・・・下記HPから情報を記載させていただきました。
           『四季の山野草』  
          『季節の花300』  
          『植物雑学辞典』 岡山理科大学 総合情報学部
               生物地域システム学科 植物生態研究室(波田研究室) 


             
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              【品種名】・・ カリガネソウ                 
      【学名】Caryopteris divaricata (Sieb. et Zucc.) Maxim..
      【科名】クマツヅラ科
      【分布】日本(北~九),中国・朝鮮
      【適用】低地の薄暗く湿った林縁にまれに見られるやや大形
           の多年草。北海道から九州まで広く分布するが生育
           地はごく限られている。茎は高さ60~100cm。花期は
           8月から10月。花は独特の形をしており雄蕊と雌蘂は
           花の中心から上側の裂片に沿うように大きく突き出て
           まるで昆虫の触角のようにも見える。雄蕊より雌蘂の
           方が長く、4本の雄蕊にも長いものが2本、短いものが
           2本ある。この形はおそらく、吸蜜に訪れたハチなどの
           昆虫の背中に花粉を擦り付け、別の花の雌蘂に運ん
           でもらうことを狙っているのだろう。和名の由来は花の
           形を雁の飛ぶ姿に見立てたことから。強い臭気がある
           ので好みは分かれる。     (出典;植物雑学事典)
      【注-1】花が風をはらんでゆらゆらと良く動きます、私の旧式の
         コンデジではなかなかピントが合わず多少ボケていますが
         長短2本の雌蘂(めしべ)があることは見ることが出来ます。
      【注-2】3枚目が花付きの状態です。葉腋から左右に花枝が伸
         びて花を咲かせています。


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              【品種名】・・ キョウチクトウ                 
      【学名】Nerium indicum Mill.  
      【科名】キョウチクトウ科
      【分布】インド原産
      【適用】熱帯原産で暑さに強く夏の猛暑の中で元気なの 
           が、このキョウチクトウ。大気汚染などの公害に強いこ
           とから高速道路沿いの植木や街路樹などに多用され 
           る。名前は葉が トウチク などの竹の葉に、 モモ の
           花に似ることから。      (出典;四季の山野草)
      【注】夏の花ですから既に花期を終わろうとしています。枯れ
         かかった花でも蜜は豊富らしく蟻が集まって来ていまし
         た。


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              【品種名】・・ クサキョウチクトウ                 
      【学名】Phlox paniculata L.  
      【科名】ハナシノブ科
      【分布】北アメリカ原産
      【適用】開花時期は、6/15頃~10/15頃。
                            (出典;季節の花300)
       園芸品種として入ってきた。花の色は赤、ピンク、赤紫、白
       とさまざまな色種がある。キョウチクトウ の花に似ていると
       いうので名前がつく。別名のオイランソウ(花魁草)のほうが
       なじみか深いかもしれない。    (出典;四季の山野草)


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              【品種名】・・ トウフジウツギ                 
      【学名】Buddleja lindleyana Fortune  
      【科名】フジウツギ科
      【分布】中国
      【適用】観賞用として中国原より渡来。日本に自生するの
           フジウツギ より色が濃い。フサフジウツギもこの仲間。
                             (出典;四季の山野草)


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              【品種名】・・ フサフジウツギ                 
      【学名】Buddleja davidii ranch  
      【科名】フジウツギ科
      【分布】中国
      【適用】明治中期に観賞用として渡来。名前のように房状の
           紫色の花をつける。      (出典;四季の山野草)
           花は6月の後半からいったん盛りとなるが夏の終わり
           頃にも一部が咲き残る。上側に向いて咲くので下面に
           は花の付きは少ない。夏の日照りにも耐えて花を咲か
           せている。            (出典;植物雑学事典)
      【注-1】今、咲いているのは「夏の終わり頃にも一部が咲き残る」
          のが今の時期に当たるのでしょう。
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      【注-2】同じ仲間であると云う2つの花を比較してみました。同じ
          ように見えますが花筒にある繊毛が「トウフジウツギ」の
          方がより緻密と云う位の差でしょうか?
         

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              【品種名】・・ ナンテンハギ                 
      【学名】Vicia unijuga A.Br.  
      【科名】マメ科
      【分布】日本(北~九).中国.朝鮮.樺太.シベリア(東部)
      【適用】葉がナンテンの葉に似ていることからナンテンハギ
           (南天萩)だがハギのような木ではなく草類に属する。
                            (出典;四季の山野草)
           高さ1m程度になる多年草。草原や林縁部など比較
           的日当たりのよい場所に生える。花は6~10月に咲く。
           花色は紫色であり半日陰地では淡紫色、向陽地では
           紅色が強くなるようである。マメ科独特の蝶形花を短
           めの花序に10個ほどつける。
                             (出典;植物雑学事典)
      【注】小石川植物園では覆うものもなく太陽にさらされる場所
         に植栽されています。したがってこの色は「紅色が強く
         なる」と云う花色をしているようです。


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              【品種名】・・ ネ ム ノ キ                 
      【学名】Albizia julibrissin Durazz.  
      【科名】マメ科
      【分布】日本(本~琉).朝鮮.中国
      【適用】独特の花弁を持つマメの花とちがう印象があって
          独立の科に分類する意見もある。斜面下部などのよ 
          うな土壌のたまる場所に生育し、乾燥地には生育し 
          ない。砂礫がたまるような場所における生育に適し 
          ている。
          ネムノキの名前の由来は夕方になると葉が合 わさ
          って閉じてしまう様を眠ることに例えたもの。
          この運動 は葉を閉じてガなどの産卵を防いでいるの
          かもしれない。         (出典;植物雑学事典)


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              【品種名】・・ ミ ソ ハ ギ                 
      【学名】Lythrum anceps (Koehne) Makino  
      【科名】ミソハギ科
      【分布】日本(北~九),朝鮮
      【適用】沼地や田圃の周辺など湿った明るい場所に生育
           する。花弁は6枚。6月から8月のおわりにかけ、
           紅紫色の花を次々と付け、花期は長い。
                            (出典;植物雑学事典)


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              【品種名】・・ ノ シ ラ ン                
      【学名】Ophiopogon jaburan(Kunth)Lodd  
      【科名】ユリ科
      【分布】日本(本~琉).朝鮮
      
       【適用】東海地方以西の本州・四国・九州・琉球、済州島
           に分布する多年草。温暖な沿岸域のやや湿った
           林下に生育する。葉はヤブランに似るがより長くて
           幅広く長さ30~80cmで先端は垂れ下がる。
           花期は7月から9月であり、白色から淡紫色の花が
           枝の先に3~8個咲く。   (出典;植物雑学事典)
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        【注】下の写真が目黒の教育園で目にした「ノシラン」です。
           「葉は長さ30~80cm」とありますから、単独ではこ 
           の程度の大きさなのでしょう。上が小石川植物園の
           写真ですがかなり大きい塊になっています。
           アマチュア発想ですが何株かを寄せ植えにしている 
           のではないかと思いますが、某HPによれば丈は「30
           ~50 cm」とあり、樹名ラベルが埋もれる位にかなり
           大きく育っている小石川植物園のノシランはかなり大
           きいのではないでしょうか?(理由は判りません・・・)


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              【品種名】・・ ハマカンゾウ                 
      【学名】Hemerocallis fulva L. var littorea(Makino)M.Hotta  
      【科名】ユリ科
      【分布】日本(関東~九)
      【適用】関東地方以西の本州・四国・九州に分布する常緑
           性の多年草。海岸の崖地・急傾斜地などに生育する。
           ノカンゾウによく似ているが、葉が厚くて光沢があり常
           緑である点で異なる。花は7月頃から咲き始め、早朝
           に開く1日花。花の色はノカンゾウと同じように橙色の
           ものが多い。          (出典;植物雑学事典)                          
      【注】かなりの花数と蕾があって、今がピークだろうと云う事が
        分かります。


   「9月の小石川植物園・【1】花」のページにはコチラからアクセス
     出来ます。

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  • 9月の「小石川植物園」花【1】/9月11日/2010年

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