恐れ入谷の「朝顔まつり」/7月6日/2010年

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夏の風物詩とも云える「入谷の朝顔まつり」が今日から始まりました。あって当たり前なお祭り・・・と思っていたのですが、いろいろ調べてみるとこんなことが判りました。
【何故平日に開催するのか】・・・「朝顔は中国名を牽牛花(けんぎゅうか)と言われています。七夕の牽牛・淑女の、牽牛の花と書くので、朝顔市は七夕の前後の三日間、開催されるようになました。」・・・と云う事が由来のようです。
【一度途絶えた歴史】江戸末期の文化・文政の頃から続いてきたものとばかり思っていたのですが、大正2年に一旦途絶えているんだと云う事を知りました。それが復活したのは昭和23年だそうです、戦後のすさんだこの世の中を少しでも明るくしようとの想いで地元の有志の方々が復興させたもので、古くて新しいお祭りだと云う事を知りました。
【人気品種の変遷】桔梗の花のように咲いたり、牡丹の花のように咲いたり、二重に咲いたりすると云う「変わり咲き」と云うもので、最盛期には一千種類もの朝顔があったそうです。新しい物好きの江戸っ子には大いに受けて大ブームとなっています。
「変わり咲き」は朝顔を手掛けていた10軒余の植木屋によって継承されていましたが大正2年に最後の一軒「植松」の廃業とともに消滅しています。
【恐れ入谷・・】入谷の枕詞のようになっている言葉ですが、こんないわれがあります。・・・江戸時代、腫れ物ができてしまい医者に見放されてしまった女性が、鬼子母神が大変御利益があると言うので願をかけ毎日お参りをしていたところ、満願の日に橋でつまづいたはずみに腫れ物の口が破れて膿が出てしまい全治した・・・このことから御利益に恐れ入ったと言うことで「恐れ入谷の鬼子母神」と洒落言葉で言ったのが江戸っ子の間で流行になったと云うことです。今考えれば非科学的ですが当時の医療が高額すぎて庶民には程遠い存在だった中では、庶民に希望を持たせたトピックスだったのかも知れません。



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            【行燈造りの朝顔】
     やはり、このスタイルが安定感と風情があってGoodです。
     草木の摂理で季節によって花の色が決まって来ます。
     早春・・「黄色」、4~5月・・「ピンク」、梅雨・・「紫色」
     そして梅雨の後半から明け・・「青色」となるみたいです。
     なので朝顔はやはり「青」が似合うみたいです。
     鬼子母神境内で売っていた朝顔型のお守りも人気の色
     はやはり青でした。人間の感性もおのずと自然の摂理に
     呼応するみたいに出来ているようです。

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                  【人 出】
     これ朝7:30の人出です。結構早いと思って出かけたんですが
     朝顔は朝一番が一番・・・、縁起ものは待ってられないと云う
     江戸っ子気質なんでしょうか、イエイエ物が朝顔だけに昼ノコ
     ノコと出かけたのでは花がしぼんでしまって良い花かどうか判
     りませんから良い花を手にしたいと云う通は花が開く総長を狙
     って出かけるんだそうです。ちなみに朝顔市は早朝の5時から
     開催しています。江戸時代から顧客重視と云うスタンスは定着
     していたと云うのにはチョット驚いちゃいました。これが本当の
     『恐れ入谷の鬼子母神』ですネ!

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                 【朝顔市の風景】
      江戸の祭りって女性がきりりっとしていて輝いて見えますネ
      いなせな感じが素敵です。

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                   【TV取材多数】
      数社のTV]局が取材に入っていました。やはり7月しょっぱな
      の風物詩なんでしょうネ。どんな切り口になるのか比較して
      みるのも面白いかもしれません・・・が、着ぐるみのバイトさん
      は暑くって大変だろうなァ~~、朝から25℃は超えていたと
      思いますからネェ・・・(可愛そう)

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                【鬼子母神境内】
      鬼子母神の境内にも目いっぱい朝顔が並べられていました。
      この時期のお守りは朝顔をモチーフにしたもので綺麗でした
      ¥800なりで購入すると火打石を打って清めてから手渡して
      くれます。



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                【縁の下の力持ち】
      朝顔市の中で黒子のように働く人をたくさん見かけました。
      続々と売れて行く朝顔を補充する人、売れた朝顔を宅配
      する人・・・です。表に並ぶ縁日を支える人たちがいてこの
      祭りが成り立っている・・・ッてことでしょう。

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               【朝顔の補充基地】
      鬼子母神の裏手の路地の一角に朝顔のストック場所があ
      って、ここが縁日への補充基地になっていました。
      
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               【活動する宅配便】
       最も活発だったのが宅配でした、ここに来るお客の多くが
       宅配を前提に見に来ていますから・・市民権どころかバッ
       クボーンですよネ
       バックボーンさんたちは顧客最優先で想い朝顔を運搬し
       ていました。某行政系の業者も間口を開いていましたが
       こちらは持って来るのを待つという姿勢でしたけど・・・
       やはり民の活力を感じしまうのは私だけでは無いはず
       ・・・でしょう。
       生きた仕事ッて云うのはこうした心配り無しには成立しま
       せんヨ



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            【朝顔市の戦果を携えて】
       朝顔市の期間中、入谷駅ではこうした光景を見かけると
       思います。ほっとした中にも充実した表情をしているのが
       目に浮かびます。


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            【入谷駅構内のタイル模様】
       今日マジマジと見たらタイルが朝顔市にちなんだ模様だった
       んですネ。今まで気にしていなかったんですが失礼しちゃい
       ました(謝)



・・・初心者マークのページに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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朝顔市のHPには12店舗の店で朝顔を販売・・・とありましたが、朝の時点では56店でした。夕方5時からは鬼子母神前の言問通りを全面開放して縁日が行われる・・・そうなのでこの時に縁日の数も倍増するのかもしれません。(→→夕方なら朝顔はとうにしぼんでいるんで「夕顔市」になるのかもしれませんが)




     環境に優しいサントリーのクイズPAGE紹介  
私も若かりし頃・・約38年くらい前に山梨県にあるサントリーの白州工場を見学して企業の環境取り組みのプロトタイプを見ることが出来て感銘を覚えました。今ではさらbに「深化+進化」した活動になっているようです。ちなみにクイズも展開したページがリリースされましたので・・・ご紹介します。

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